フランス貴族のお戯れ
昨日はサイガバレエスタジオでの「仲良し三人のサマーコンサート」と題したイベント。
サイガバレエの主宰の雑賀淑子先生のお声掛けで実現したこの企画、中世のフランス貴族がやっていたサロンコンサートの様な気楽な会にしたいとの事で、予想を超えるお客様に来場頂き、超満員。
そもそもこの企画は、芸大の一学年下の作曲家、大久保みどりさんのお嬢さんがバレエ教室に通っている偶然から話が膨らみ、みどりさんの新作を僕が歌い、雑賀先生の振付でサイガバレエの皆さんが踊ると言うのが始まり。
それに加えて、フォーレの「月の光」まで…爆っ!
新作は7つのヴォカリーズを挟み序曲と即興。
みどりさんの作った曲はどれも美しい!
何度もリハーサルをしていただき、何とか…冷汗。
頭の中に描く理想の歌声とのギャップに自己嫌悪になりがらも学生時代に戻った様な感覚で楽しかった。
昨夜は数日前と比べて暑さは厳しくはなかったとは言え、会場のバレエスタジオは熱気でムンムン!
にも関わらず、皆さん愉しんで頂けた様子で、ホッ。
雑賀先生と僕とを繋いで下さった先輩歌手の嶋本秀朗さんも駆けつけてくださり、何やら新たな企画が閃いたとか…?
これも楽しみ!
お戯れと言いつつ、雑賀先生はしっかりと作品の中に「次の世代に繋ぐ…託す」と言うメッセージを僕たちに残して下さった様に感じた。
この大きな大きな先生からのギフト…
しっかり受け止められるよう、これからも精進!
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